2024.11.24 Sun
関市
篠田桃紅

篠田桃紅 1980年代の作品から

インフォメーション

展示作品数
20点
開催期間
2021年1月8日~3月19日
休館日
第2,4土曜日、日曜日、祝日、1/15-18、2/26-3/1、3/12-15
入館料
無料
イベント
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概要

篠田桃紅は今春108歳を迎えます。およそ90年にわたる創作活動の中で、書から画へと表現の場を移し、現在に至るまで墨を使った抽象画を発表し続け、国内はもとより海外でも認められる作家としてその名は知られています。
今展では、桃紅が自身のスタイルを確立し、洗練の度をさらに深めていった1980年代の作品を展示します。70年代の日本の伝統に裏付けされた優美で繊細な作品から、80年代には面と線の交わりに緊張感を漂わせたものや、縦に走る力強い線を連続させて配置した作風へと変化していきます。国内外で作品発表を重ねる一方、リトグラフや装丁、題字、随筆を手掛け、初随筆集『墨いろ』で第27回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞(1979年)したのち、多くの随筆を刊行し、その活動は多岐にわたるようになりました。創作領域に幅と深みが増し、成熟していった80年代の作品をご紹介します。