アルト・リサイタル

プログラム
シューベルト(1797-1828) Franz Schubert
- 《マ・メール・ロワ》 “Ma Mère l’Oye” (1908-10)
- 春の想い Frühlingsglaube」 op.20 Nr.2, D.686
- ます Die Forelle」 op.32, D.550
- 糸を紡ぐグレートヒェン Gretchen am Spinnrade」 op.2, D.118
- 君こそわが憩い Du bist die Ruh」 op.59 Nr.3, D.776
- 魔王 Erlkönig」 op.1, D.328
- 4つの即興曲 作品90 D.899 4 Impromptus, op.90, D.899
- 第1曲 アレグロ・モデラート Allegro moderato
- 第2曲 アレグロ Allegro
- 第3曲 アンダンテ Andante
- 第4曲 アレグレット Allegretto
ペッテション=ベリエル(1867-1942)
Wilhelm Olof Peterson - Berger
- 待ち時間は特別なもの Intet är som väntanstider
- 憧れは私が受け継いだもの Längtan heter min arvedel
- 君ゆえの悲しみ Att sorg du mig gjort
グリーグ(1843-1907) Edvard Hagerup Grieg
- 6つのドイツ語の歌 作品48より 6 Lieder op.48
- 世の常 Lauf der Welt
- 青春の日々 Zur Rosenzeit
- 夢 Ein Traum
- 連作歌曲集「山の娘」 作品67より
" Haugtussa" sång sekel op.67 - 逢引き Møte
- 子山羊のダンス Killingdans
- イェットレの小川で Ved gjærtle – bekken
マーラー(1860-1911) Gustav Mahler
- 交響曲「大地の歌」 Das Lied von der Erde
- 第1楽章 大地の悲しみによせる酒の歌
Das Trinklied vom Jammer der Erde - 第2楽章 秋にさびしきもの Der Einsame im Herbst
- 第3楽章 青春について Von der Jugend
- 第4楽章 美について Von der Schönheit
- 第5楽章 春に酔えるもの Der Trunkene im Frühling
- 第6楽章 告別 Der Abschied
- 第1楽章 大地の悲しみによせる酒の歌
プロフィール

マリア・フォシュストローム
アルト
スウェーデンのイェーテボリ出身。ストックホルム音楽大学卒業。教会音楽、合唱並びにオーケストラ指揮法を専攻。後にロンドン、サンクト・ペテルブルクなどに留学。ステン・ショーステッド、ドロシー・アーヴィング、マッティ・ヒルボネン、スザンナ・リガッシの各氏に師事。現在、世界的なアルト歌手アンナ・ラーソンにコーチを受けている。
2005年より歌手として活動を開始し、イェーテボリ交響楽団を筆頭に多くのオーケストラと共演。高度な技巧が要求されるバロック・アリアをはじめ、ロッシーニから現代作品まで幅広いレパートリをもつ。マーラーの作品には特別の関心を寄せており、2010年、ヨハネス・ランドグレンのパイプオルガン伴奏によるマーラーの歌曲をCDリリース。その企画性とともに、本格的アルト歌手として世界の注目を集めている。

マッティ・ヒルボネン
ピアノ
スウェーデン北部、ラップランド地方出身。ヘルシンキのシベリウス・アカデミーとストックホルム音楽大学で学ぶ。その後、ロンドンでペーター・フォイヒトヴァンガーにピアノを、ジェフリー・パーソンズに伴奏法を師事。タチアーナ・ニコラーエワ、アンドラーシュ・シフのマスタークラスを受講。世界的ソプラノ歌手エリザベート・ゼーダーシュトレームの伴奏を務めたことで注目され、1980年代以降、ビルギット・ニルソン(sop)、イルムガルト・ゼーフリート(sop)、ザハール・ブロン(vn)、ジェームス・ゴールウェイ(fl)などのマスタークラスで公式伴奏者に指名されている。室内楽ではイザベル・ファン・クーレン(vn)、カール・ライスター(cl)、トルルス・モルク(vc)などと共演。ソリストとしても、世界主要都市およびエディンバラ音楽祭、エクサン・プロヴァンス音楽祭などでコンサート。シューマン、シューベルトのピアノ作品、室内楽作品、スウェーデン現代音楽作品等をCDリリース。現在、ストックホルム音楽大学教授(歌曲修辞法)、ロンドン王立音楽院教授(声楽)。