加藤訓子
パーカッション
桐朋学園大学研究科終了とともに渡欧。ロッテルダム音楽院を首席で卒業。世界のマリンバ・レジェンド安倍圭子に師事。日本を代表するパーカッショニストとして内外で活躍。ソロ以外でもアンサンブル・ノマド、サイトウ・キネン・オーケストラ、アンサンブル・イクトゥス(ベルギー)など国内外のグループに参加。
ダルムシュタット国際現代音楽祭クラニヒシュタイン賞等、受賞歴多数。2011年、スティーヴ・ライヒの“カウンターポイント”代表作を世界で初めて打楽器に編曲したソロ・アルバム“kuniko plays reich”をLinn Records(英)より世界同時発売。同年のベスト・アルバムに選出される。アルバムのライヴ版公演によりサントリー芸術財団より第12回佐治敬三賞を受賞する。
2013年、第2作目のアルバム“CANTUS”は、エストニアの巨匠アルヴォ・ペルトの代表作4曲をフィーチャー。英国オフィシャル・クラシック・チャートでトップ10入りを果たし、英グラモフォン誌、タイムズ紙等、世界の有力紙誌より高い評価を受ける。同年ミュージック・ペン・クラブ・ジャパン音楽賞最優秀録音賞を受賞。2015年、20世紀の偉大な作曲家クセナキスの大作“プレイアデス”と
ソロ打楽器作品“ルボン”をフィーチャーしたアルバム“IX”をリリース。日本レコード・
アカデミー賞録音部門及び現代音楽部門にダブル・ノミネートされる。2017年4月には、バッハの作品をマリンバ用に編曲した2枚組ソロ・アルバム“BACH SOLO WORKS FOR MARIMBA”をリリース。
2016年、若手プロ・アーティスト育成を目的にアーティスト・インキュベーション・プロジェクトinc.を始動し、同プロジェクトの芸術監督を務める。
英国スコットランドの高音質で知られる世界的レーベル“Linn”からCDを出す唯一の日本人アーティスト。パール楽器・アダムス社(蘭)インターナショナル・アーティスト。米国在住。
www.kuniko-kato.net