2024.12.04 Wed
関市
田中香織

クラリネット・リサイタル

プログラム

ジャン・フランセ(1912-1997) Jean Françaix

  • 主題と変奏(1978) Tema con Variazioni(1978)

レオー・ヴァイネル(1885-1960) Leó Weiner

  • ハンガリー舞曲 作品40(1950) Hungarian Dance op.40(1950)

川島素晴(1972- ) Motoharu Kawashima

  • 《溌》(篠田桃紅の絵と言葉による8つのエスキス
    『時のかたち』より)(2005)
    “Genesis”(“Shape of Time” ~
    8 sketches from paintings and words of Toko Shinoda)(2005)

川島素晴(1972- ) Motoharu Kawashima

  • 無伴奏“Kla-vier”ソナタ(2007)
    Sonate für Kla-vier allein für Klarinette und Klavier(2007)

シューマン(1810-1856) Robert Schumann

  • アダージョとアレグロ 変イ長調 作品70
    Adagio und Allegro, As-Dur op.70

ドビュッシー(1862-1918) Claude Achille Debussy

  • 第一狂詩曲 Premiere Rhapsodie

ロッシーニ(1792-1868) Gioachino Antonio Rossini

  • 序奏、主題と変奏 Introduction, Theme and Variations

プロフィール

田中香織
クラリネット

福岡県出身。国立音楽大学を卒業後、バーゼル市立音楽大学に留学、国家演奏家資格、ソリスト国家資格を首席で取得。ジャック・ランスロ国際クラリネットコンクール2014第2位、第78回日本音楽コンクール第1位、バーゼルオーケストラ連盟BOGコンテスト最優秀賞、トリノ国際クラリネットコンクール第2位受賞。2010年北九州市民文化奨励賞受賞。東京オペラシティ・リサイタルシリーズ『B→C』、NHK-FM『気ままにクラシック』、『名曲リサイタル』、北九州国際音楽祭2010などに出演。協奏曲のソリストとして、バーゼル響、バーゼル室内管、東京交響楽団、東京フィル、九州交響楽団等と共演。10年にわたるヨーロッパでの音楽活動を経て、2014年秋より拠点を日本へ移し、現在、ソロ、室内楽、オーケストラなど様々な分野で活動中。これまでにクラリネットを武田忠善、磯部周平、フランソワ・ベンダの各氏に、室内楽を生島繁、フェリックス・レングリ、セルジオ・アッツォリーニの各氏に師事。バーゼル市立音楽大学講師。

仲地朋子
ピアノ

国立音楽大学及び同大学院修了。1997年スイスにてR.ブッフビンダー氏に師事。2001年津田ホールにてリサイタル開催。NHK-FMに出演他、第24回日本木管コンクール、2013・2014年クラリネット・コスモス、2014年ジャック・ランスロ国際クラリネットコンクールjapanでの公式伴奏を務める。ピアノ・室内楽・伴奏法を故E.エリアス、N.ユジャニン、K.シルデ、篠井寧子、新城京子、今井顕、徳永二男の各氏に師事。

川島素晴
作曲・ピアノ

1972年東京生れ。東京藝術大学及び同大学院修了。1992年秋吉台国際作曲賞、1996年ダルムシュタット・クラーニヒシュタイン音楽賞、1997年芥川作曲賞、2009年中島健蔵音楽賞、等を受賞。1999年ハノーファービエンナーレ、2006年ニュー・ヨーク“Music From Japan”等、作品は国内外で演奏されている。1994年以来「そもそも音楽とは『音』の連接である前に『演奏行為』の連接である」との観点から「演じる音楽(Action Music)」を基本コンセプトとして作曲活動を展開。2000年に自作論、及び作品集CD「ACTION MUSIC」(Fontec) を発表。国立音楽大学准教授、東京音楽大学及び尚美学園大学講師。日本作曲家協議会理事。NBKコンサートホールには、篠田桃紅作品に基づく鍋屋バイテック会社委嘱新作を自らのピアノで初演した2005年以来、2度目の出演。