2024.11.23 Sat
関市
ウィハン弦楽四重奏団

ウィハン弦楽四重奏団

プログラム

シューベルト(1797-1828) Franz Schubert

  • 「四重奏断章」ハ短調 D703(弦楽四重奏曲第12番)
    “Quartettsatz” c-moll D703 (Streichquartett Nr.12)

ベートーヴェン(1770-1827) Ludwig van Beethoven

  • 弦楽四重奏曲第4番 ハ短調 作品18-4
    Streichquartett Nr.4 c-moll op.18 Nr.4
    • 第1楽章 アレグロ・マ・ノン・タント Allegro ma non tanto
    • 第2楽章 スケルツォ:
      アンダンテ・スケルツォーソ・クアジ・アレグレット
      Scherzo : Andante scherzoso quasi Allegretto
    • 第3楽章 メヌエット:アレグレット Menuetto : Allegretto
    • 第4楽章 アレグロ Allegro
  • 弦楽四重奏曲第9番 ハ長調 作品59-3 「ラズモフスキー第3番」
    Streichquartett Nr.9 C-dur op.59 Nr.3
    • 第1楽章 序奏:アンダンテ・コン・モート -
      アレグロ・ヴィヴァーチェ
      Introduzione : Andante con moto – Allegro vivace
    • 第2楽章 アンダンテ・コン・モート・クアジ・アレグレット
      Andante con moto quasi Allegretto
    • 第3楽章 メヌエット:グラツィオーソ Menuetto : Grazioso
    • 第4楽章 アレグロ・モルト Allegro molto

プロフィール

ウィハン弦楽四重奏団

レオシュ・チェピツキー(第1ヴァイオリン)
イルジー・ジグムンド(ヴィオラ)
ヤン・シュルマイスター(第2ヴァイオリン)
アレシュ・カスプルジク(チェロ)

チェコを代表する弦楽四重奏団の一つ。ウィハンの名は、伝説となっているチェコの弦楽四重奏団「ボヘミア弦楽四重奏団」の創立者H.ウィハンの名を冠したもの。結成は1985年。メンバーは全員がプラハ芸術アカデミーの出身で、28年間一度もメンバーが変わることなく今日に至っている。結成後の活躍はめざましく、88年プラハの春国際コンクール第1位、90年トランパニ国際コンクール第1位、そして91年にはロンドン国際室内楽コンクールで審査員全員一致の第1位に入賞。審査員長であったヴァイオリニストの故ユーディ・メニューインから激賞された。また特別に「聴衆賞」が贈られた。以後、ヨーロッパ・アメリカ等で本格的な演奏活動を展開。J.スークをはじめ世界の名だたる演奏家とも共演している。初来日は95年9月。彼らの演奏はこの年来日した著名な室内楽団をおさえて95年度マイベストコンサート(「音楽の友」誌)の1位に選ばれた。08年にはロンドンでベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲を連続演奏。その後プラハで全曲を録音・録画し、Nimbus AllianceレーベルからCDとDVDをリリース。「素晴らしい演奏。彼らの情熱的な解釈がベートーヴェンの最高傑作に真価を発揮した」(インディペンデント紙)、「今日、世界で最も優れたクァルテットの一つ」(インターナショナルレコードレビュー)と絶賛された。2013年は12回目の来日となる。その類い稀なアンサンブル技術と、チェコ特有の哀愁を帯びた美しい音色は、世界中のファンを魅了し続けている。
http://www.wihanquartet.co.uk/