2024.11.23 Sat
関市
田口智子

ソプラノ・リサイタル

プログラム

プーランク(1899-1963)
Francis Jean Marcel Poulenc

  • モンパルナス(1941) 詩:ギヨーム・アポリネール
    FP 127 – Montparnasse(1941) Guillaume Apollinaire
  • 歌曲集「月並み」(1940) 詩:ギヨーム・アポリネール
    FP 107 – Banalités(5 mélodies)(1940) Guillaume Apollinaire
  • 歌曲集「歌の調べ」(1927-1928) 詩:ジャン・モレアス
    FP 46 - 4 Airs chantés(1927-1928) Jean Moréas
  • 4つの子供の歌(1934-1935)
    詩:ジャブーヌ(別名ジャン・ノアン)
    FP 75 - 4 Chansons pour enfants(1934-1935) Jaboune(alias Jean Nohain)
  • 愛の小道-ワルツの調べ(1940) 詩:ジャン・アヌイ
    FP 106 - Les chemins de l’amour – Valse chantée(1940) Jean Anouilh
  • ルイ・アラゴンの2つの詩(1943) 詩:ルイ・アラゴン
    FP 122 – 2 Poèmes de Louis Aragon (1943) Louis Aragon
  • 矢車菊(1939) 詩:ギヨーム・アポリネール
    FP 102 – Bleuet(1939) Guillaume Apollinaire
  • モンテ・カルロの女(1961) 詩:ジャン・コクトー
    FP 180 - La dame de Monte Carlo(1961) Jean Cocteau

プロフィール

田口智子
ソプラノ

日本音楽コンクール1位。日本声楽コンクール1位。アルカモ国際声楽コンクール3位及び特別賞(伊)。ヴィシネフスカヤ国際オペラ・コンクール審査員特別賞(露)。コネリアーノ国際室内楽コンクール最優秀デュオ賞(伊)。
大阪府吹田市出身。小・中学校時代をオーストラリアで過ごし、愛知県立芸術大学卒業、東京藝術大学大学院修士課程修了、同大学院後期博士課程においてショスタコーヴィチの声楽作品の研究で博士号(Ph.D.)を取得。在学中からMarcella Reale氏に師事し、声楽及び舞台表現法など細部にわたる指導を受けた。
2006年、ベルギー王立モネ劇場でモーツァルト「コシ・ファン・トゥッテ」フィオルディリージ役でデビュー。以来、グルック「トーリードのイフィジェニー」タイトル・ロール、モーツァルト「イドメネオ」エレットラ、「蝶々夫人」タイトル・ロール、「アイーダ」タイトル・ロール、ヴェルディ「マクベス」マクベス夫人、「フィガロの結婚」伯爵夫人など、世界各地で公演。「抜群の声のコントロール、洗練された音楽性、優れた正確さ」(ラ・リーブル紙)、「本物の新星」(ル・ソワール紙)と絶賛されている。また、5ヵ国語を話す語学力と柔軟性を活かし、近年は、シェーンベルク「月に憑かれたピエロ」(リール歌劇場(仏))、バルトロメー「アンティゴーヌの光」(スイス初演)タイトル・ロール、オッフェンバック「天国と地獄」(リモージュ歌劇場(仏))に出演するなど、現代作品やオペレッタにまでレパートリーを拡げている。 これまでに堀江典子、神田幸子、Marcella Reale、Christiane Patard、Mireille Alcantara、Susanna Eken、José Van Damの各氏に師事。平成18年度文化庁在外研修生。日本声楽アカデミー会員。吹田市文化親善大使。

リオネル・バムス
ピアノ

ベルギーのリエージュ音楽院及びブリュッセル音楽院においてピアノの学位を取得。対位法、フーガ、室内楽を学んだ後、声楽伴奏法を短期間で修了し、学位をトップで取得。ヘルムート・ドイチュ、ロジャー・ヴィニョール、ハルトムート・ヘル、白井光子、エリー・アメリンク、フェリシティ・ロットなどのマスタークラスを受講。声楽伴奏を専門とし演奏活動を行っているが、最近では、ベルギー王立モネ劇場、リール歌劇場、ブリュッセルのボザールなどのリサイタルに出演。ベルギーで最も注目される若手伴奏者の一人である。