2024.11.23 Sat
関市
小松美穂 髙橋直美

音、光と翳 – 音楽と篠田桃紅が出逢う –

プログラム

サマー・コンサート「音、光と翳」。ギャラリーでは、プログラムのひとつ、ブラームスのヴァイオリン・ソナタ第1番"雨の歌"から連想される篠田桃紅作品、〈水〉、〈音〉、〈夜々〉など12点を展示。桃紅作品と音楽との新しい出逢いが始まりました。

第1部

ヘンデル(1685-1759)
Georg Friedrich Handel
ヴァイオリン・ソナタ,作品1の13,ニ長調
Sonate fur Klavier und Violine Op.1, Nr.13, D-dur
第1楽章 アッフェットゥオーソ Affettuoso
第2楽章 アレグロ Allegro
第3楽章 ラルゲット Larghetto
第4楽章 アレグロ・コン・ブリオ Allegro con brio

モーツァルト(1756-1791)
Wolfgang Amadeus Mozart
ヴァイオリン・ソナタ,K.454,変ロ長調
Sonate fur Klavier und Violine K.454, B-dur
第1楽章 ラルゴ-アレグロ Largo-Allegro
第2楽章 アンダンテ Andante
第3楽章 アレグレット Allegretto


第2部

ブラームス(1833-1897)
Johannes Brahms
ヴァイオリン・ソナタ第1番,作品78,ト長調,“雨の歌”
Sonate fur Klavier und Violine Op.78, G-dur
第1楽章 ヴィヴァーチェ・マ・ノン・トロッポ Vivace ma non troppo
第2楽章 アダージョ Adagio
第3楽章 アレグロ・モルト・モデラート Allegro molto moderato

プロフィール

小松美穂
ヴァイオリン

桐朋女子高等学校を経て、桐朋学園大学音楽学部卒業。飯田芳江・篠崎功子の各氏に師事。1995年、大学より奨学金を得て、ウィーン夏期国際ストリング・クァルテット・マスタークラスで、アルバン・ベルク、アマデウス、バルトークの各クァルテットの指導を受ける。1996年より2年間、英国王立音楽院(Royal Academy of Music)の大学院のスカラシップを得て、モーリス・ハッソン氏のもとで研鑽を積む。在学中、故ダイアナ妃追悼ガラ・コンサート(Royal Festival Hall)など、多くのコンサートに出演。1998年、ディプロマ修得。
1999年から2000年にかけて、新実徳英氏「ヴァイオリンとピアノの為の小品/9曲」を初演(けやきホール/東京・渋谷)。
2003年/2004年シーズン、無名塾「森は生きている」(仲代達矢・演出、池辺晋一郎・音楽、妹尾河童・美術)で、「5月の精」役として舞台出演(全国131公演)。
現在、ソロ・室内楽で、新曲の初演を多数含む活発な演奏活動を展開。また、国内の有数オーケストラで客演奏者としても活躍している。2004年・2005年、桐朋学園芸術短期大学嘱託演奏員。2005年、髙橋直美(ピアノ)とデュオ「piano+violin爽」を結成。

髙橋直美
ピアノ

桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部演奏学科卒業。
第43回全日本学生音楽コンクール奨励賞受賞。大学在学中より、英国など、ヨーロッパ各地の音楽祭にてコンサートに出演。
1996年、英国王立音楽院(Royal Academy of Music)の大学院に留学。A.ペイン奨学金を得て、ピアノをP.レーン、R.ナイ、室内楽をM.デュセック、L.マルコヴィッチの各氏に学ぶ。
1998年、大学院演奏ディプロマ、及びLRAM(ピアノ教授資格)を修得し、同大学院を卒業。
スペイン・バルセロナ音楽祭、第13回岐阜市民芸術祭「新進演奏家コンサート」、東海テレビ放送主催「喝采のコンサート」、第7回大垣市民芸術祭「オープニングコンサート」、「ダイナミック室内楽コンサート」など、ソロ・リサイタルと室内楽において数多くのコンサートに出演。
2005年、小松美穂(ヴァイオリン)とデュオ「piano+violin爽」を結成。
これまでに、丸井恵知子・佐野翠・松岡貞子・尾高遵子・小川京子・故J.F.アロンソの各氏に師事。