ライナー・ホーネック ヴァイオリン・リサイタル
Rainer Honeck Violin Recital

プログラム

ベートーヴェン(1770-1827) Ludwig van Beethoven

ドヴォルザーク(1841-1904) Antonin Dvořák

シューベルト(1797-1828) Franz Schubert

ブラームス(1833-1897) Johannes Brahms

プロフィール

ライナー・ホーネック

ライナー・ホーネック(ヴァイオリン)

Rainer Honeck, violin

1961年オーストリアのネンツィング生まれ。7歳よりヴァイオリンを始め、ウィーン音楽芸術高校に学ぶ。アルフレート・シュタールにも師事。1978年ウィーン・フィルよりカール・ベーム基金の奨学金を授与される。1981年ウィーン国立歌劇場管弦楽団/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に第一ヴァイオリン奏者として入団。1984年、同歌劇場管のコンサートマスターに、1992年ウィーン・フィルのコンサートマスターに就任。
ブレゲンツ音楽祭・プロムスなど、オーストリア・ヨーロッパ各地・日本・アメリカなどでソリストとして活躍。マリス・ヤンソンス指揮ウィーン・フィルとドヴォルザークの協奏曲、ダニエレ・ガッティ指揮ウィーン・フィルでベルクの協奏曲を共演、リッカルド・ムーティ指揮のもとモーツァルトの協奏交響曲(ヴィオラはトバイアス・リー)をウィーンにて、また日本、アメリカ(カーネギーホール)などでのツアーも行った。読売日本交響楽団には度々客演しており、2010年4月同楽団のモーツァルト・シリーズに出演、名古屋フィルとはシューベルト全交響曲シリーズを指揮。
録音では、ウィーン・フィルのコンサートマスターとして、1993年小澤征爾指揮リムスキー=コルサコフ「シェへラザード」ライヴ録音、2002年クリスティアン・ティーレマン指揮R.シュトラウス「英雄の生涯」、またドヴォルザーク/メンデルスゾーンの協奏曲をプラハにてチェコ・フィルと録音、シューベルトのヴァイオリンとピアノのための全作品、モーツァルトの協奏曲2枚組などがある。
室内楽にも意欲的に取り組み、1989-1999年ウィーン・ヴィルトゥオーゼンの創立メンバー、1982-2004年ウィーン弦楽ゾリステンのリーダーとして活躍、2000年以降はアンサンブル・ウィーン、ウィーン・ベルリン室内管弦楽団でも活発な活動を行い、ラジオ・テレビにも多数出演、CDも多くリリースしている。ジェシー・ノーマン、キャスリン・バトル、アンゲリカ・キルヒシュラーガー、ホセ・カレーラス、アンドレ・プレヴィン、ユーリ・バシュメットなどと長年にわたり共演を重ねている。近年では指揮にも力を入れており、名古屋フィル、紀尾井シンフォニエッタ、読売日本交響楽団、マルメ交響楽団などに招かれている。オーストリア国立銀行貸与の1709年製ストラディヴァリウス“ex-Hämmerle”を使用。


村田千佳

村田千佳(ピアノ) Chika Murata, piano

東京藝術大学附属音楽高校、同大学卒業、同大学院修了。文化庁奨学金を得てウィーン国立音楽大学大学院ピアノ科、ピアノ室内楽科(ハイドン研究所)修了。同室内楽科助手を務めた。在籍中は学内外において多数の演奏会に出演、2004年ウィーン・フィルのヴィオラ奏者ダニエラ・イバノバとのCDがレノヴァ・クラシックスより発売された。
オーストリア トーマスティック・インフェルド賞受賞(2006年)、2009年、国際シューベルト・現代曲コンクール入選、 国際ハイドン室内楽コンクール特別賞受賞。2003-2007年、ベルリン・フィルハーモニーホールで5回にわたり協奏曲シリーズを演奏、好評を博した。2012年よりピアノ・アンサンブルシリーズを開始。世界の第一線で活躍するアーティストと数々の名曲を取り上げ、ピアノ室内楽の魅力を紹介している。ライプツィヒSQ、アポロン・ミューザゲートSQ、W・フォルヒャート、R・ホーネック、K・H・シュッツ等、海外の共演者からの信頼も厚く、年々目覚しい発展を遂げるピアニストと評価されている。大桑文化奨励賞、和歌山市文化奨励賞、和歌山県文化奨励賞受賞。2016年より、ふきのとうホールレジデンストリオとしての活動も始まる。東京藝術大学、聖徳大学講師として後進の指導にも携わる。

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