高橋アキ ピアノ・リサイタル Aki Takahashi, Piano Recital

プログラム

シェーンベルク(1874-1951) Arnold Schönberg

サティ(1866-1925) Erik Alfred Leslie Satie

松平頼暁(1931- ) Yori-Aki Matsudaira

モートン・フェルドマン(1926-1987) Morton Feldman

シューベルト(1797-1828) Franz Schubert

プロフィール

ヘルマン・メニングハウス

高橋アキ(ヴィオラ)Aki Takahashi, Piano

鎌倉生まれ。東京藝術大学附属高校、同大学を経て同大学院終了。大学院1年のとき、日独現代音楽祭で武満徹作品ほかを弾いてデビュー。1970年、東京で初リサイタル。72年、ベルリン芸術週間、パリの秋フェスティヴァルなどでリサイタル、以後毎年海外の主要な音楽祭に招聘されている。同72年、現代音楽演奏グループ「サウンド・スペース=アーク」を結成し、以後19年間国内外で活発に活動を行った。これにより1983年第1回中島健蔵賞を受賞。73年には内外の現代作品20曲を収録した3枚組レコード「高橋アキの世界」(東芝EMI)で昭和48年度芸術祭優秀賞を受賞。75年からは「エリック・サティ連続演奏会」(全12回)を秋山邦晴と開催。その後「エリック・サティ ピアノ全集」(全音楽譜)全13巻を校訂、またCD8枚に及ぶ「エリック・サティ ピアノ音楽全集」(東芝EMI)をリリース。1980-81年、ニューヨーク州立大学バッファロー校のアーティスト・イン・レジデンス、84年にはカリフォルニア芸術大学で客員教授を務めた。1983年から97年まで横浜でコンサート「高橋アキ“新しい耳”シリーズ」を毎年プロデュース。1989年から制作を開始した、世界の47人の作曲家にビートルズのアレンジを依頼したCD「ハイパー・ビートルズ」4枚のうちの1枚目は、ニューヨーク・タイムズ紙で1990年ベストCDに選ばれた。2002年に開始したリサイタル・シリーズ「ピアノ・ドラマティック」の成果により、第21回中島健蔵賞を受賞。CD「シューベルト ピアノ・ソナタ集」(カメラータ・トウキョウ)と「モートン・フェルドマン・ピアノ・トリオ」コンサートの演奏により平成19年度(第58回)芸術選奨文部科学大臣賞を、またCD「危険な夜 高橋アキ・プレイズ・ジョン・ケージ」(カメラータ・トウキョウ)により平成20年度文化庁芸術祭優秀賞を受賞。平成23年秋の紫綬褒章受章。2012年はBBC Proms等に出演した。2014年、第23回朝日現代音楽賞を受賞。著書に「パルランド 私のピアノ人生」(春秋社、2013年刊)がある。
http://www.aki-takahashi.net/


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