コンサート

鈴木重子 ジャズ・コンサート


みなさまへ

本日は、お越しいただきまして、本当にありがとうございます。
幼い頃から見守ってくださった、岡本太一会長のお招きをいただいて、
この美しい岐阜現代美術館のホールで、
ふたたび歌わせていただけることは、心からの喜びです。
今夜は、ジャズ、ボサノヴァ、そして日本の童謡など、
東西の親しみやすい、美しい曲たちを、
ゆったりと、お楽しみいただけたらと思います。
豊かな秋の一夜を、どうぞごゆっくりお過ごしください。

鈴木重子

Profile

ボーカル 鈴木重子 Vocal Shigeko Suzuki
いのちの響きを紡ぐ歌い手。静岡県浜松市生まれ。母の腕の中で聴いた子守唄。あの優しい響きが、歌声に触れたはじまり。幼い頃からピアノや声楽に親しみ、高校時代は軽音楽部にてベースを担当し、合唱とバンド活動にいそしむ。東京大学在学中、本格的にボサノヴァ、ジャズヴォーカルを習い、司法試験への挑戦と、ジャズクラブでの活動を続けながら、自身の歩む道を模索。「本当に好きなことをして、限りある人生を生きよう」とヴォーカリストの道を選択。1995年、メジャーデビュー。ニューヨーク「ブルーノート」で日本人ヴォーカリストとして初のライヴ公演。以後、多くの作品を発表。NEW!わかふじ国体イメージソングや「愛・地球博」公式コンピレーションアルバム“Love the Earth”に参加。国内の活動にとどまらず、アジア各地やニュージーランド等の海外公演も行う。オリジナルを含め、さまざまなジャンルの曲を、独自のスタイルで表現し、ワン・アンド・オンリーの世界を確立。聴き手のこころを静かな場所へといざない、やさしく、力強い、澄んだ歌声は、多くの人々から愛されている。すべての生命に響き合う唄を求めて、病院、学校、福祉施設などに活動の場を広げている。
http://www.office-giraffe.com/

ピアノ 遠藤律子 Piano Ritsuco Endo
東京都出身。筑波大学附属中学・高校を経て、ICU(国際基督教大学)中退。ピアノ・トリオでCD「LOVE LETTERS」、「4人の作曲家集」(クラウン)がある。また、2007年1月、遠藤律子スロー・ピアノ小曲集CD「心配しないで」、2008年6月、オリジナル曲に歌詞をつけたCD「SMILE」(早稲田大学ラボシリーズ)を発売。ラテン・ジャズ・バンド<遠藤律子with Funky Ritsuco Version! – FRV!>では、CD「SUNSHINE」(クラウン)、「FRV!」(コロムビア)などがある。海外での演奏活動も多く、美しい自作の曲と喜怒哀楽豊かな演奏で、会場をあたたかい音楽で包む。ピアノ、理論クラスを持ち、大人のアマチュア・ミュージシャンによる「気楽セッション」を主宰、楽しい音楽生活を演出している。現在、FRV!とピアノ・トリオで多方面に活躍中。
http://www.endoritsuco.com/

ベース 河原秀夫 Base Hideo Kawahara
神戸生まれ、横浜育ち。青山学院大学理工学部在学中より、本多俊之のバンドなどで演奏活動を始める。大学卒業後、バークリー音楽院に留学。その後、ニューヨークに住み、ジュリアード音楽院のホーマー・ミンチ氏に師事。クラシックを学びながらマイク・スターン(g)、クリフォード・ジョーダン(ts)、ジュニア・クック(ts)、ウディ・ショウ(tp)などのバンドに参加。ウディ・ショウのバンドでは、ヴィレッジ・ヴァンガードやハーレムのジャズ・モービル・コンサートに出演。帰国後は植松孝夫、益田幹夫、中村誠一などのバンドで演奏するとともに、ヘレン・メリル(vo)、スティーブ・グロスマン(ts)、チコ・フリーマン(ts)、ジョージ・ケイブルス(p)などのジャパン・ツアーにも参加。現在は自身がリーダーを務めるバンド<ペンタグラム>を中心に、多くのセッションに参加。また、イイダ・ジャズ・スクール、パン・スクールで講師も勤めている。
http://wiseschool.hp.infoseek.co.jp/kawahara/


Gallery


「Distance of Forming/Model by Model/The」
1980 リトグラフ、シルクスクリーン

ギャラリーでは、「荒川修作 PRINT WORKS」展を開催しております。
幅広い分野で活躍し、独自の世界を展開しつづける荒川修作。
文字、記号、矢印など幾何学的な図形を用いて科学と哲学を総合した「図形絵画」は、私たちの思考や本質に働きかけています。
「養老天命反転地」にかかわる模型1点を含めた28点の作品を展示し、これまでの荒川芸術、思考のプロセスをたどります。